注文住宅を考える場合に「建売・分譲が嫌だから」という人は少なくないと思う。
すでにメニューが用意されていることが嫌なのではなくて、
- 気密や断熱性能など性能の良い家が欲しい
- 施工途中の様子が見えない家は信用できない
を理由に注文で考える人がいる。
でも、そのタイプの人は自分にとっての理想の家がはっきりしていないから間取りから素材選びまで様々な話し合いの場面でつまづくことになる。
効率が悪い。
それはつまり、注文住宅=オーダーメイド住宅なのに肝心のオーダーがない状況。
これだと先々で意見が食い違い、不幸になるとしか思えない。
ということで勝手な対策を提案すると、
自分探しならぬ自分の家さがしのために、様々な暮らしを体験してくるより他ないんじゃないかな。
つまりいろんな家を見てみないと、自分に向いている家が分からないはずだから。
- 宿泊体験できるモデルルームを回ってもいい
- 民泊を利用してもいい
- 引っ越しのバイトや手伝いで見て回るのもいい
- なんなら建てたOBさんに突撃して「一泊させて!」というアバンギャルドな交渉をするのもいいだろう…(菓子折り持ってね)
僕は幸い引っ越しのアルバイトを半年ほど続けて沢山の家々(粗末な~豪邸まで)を見て回れたおかげで、良い家と残念な家のヒントを垣間見ることができた。
自分探しと同じで、つべこべ言わずとにかく経験する。
適当な家から、高性能の家まで幅広く。
自分探しの旅に例えると、貧しい国から裕福な国まで幅広く見て回る。
そうすることでしか、オーダーしたい何かは見えてこないと思うから。
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