数年前と比べて建築系YouTuberが増え、質も高まり(落ち着き)はじめた中で非常に勉強されている施主も多くなっている。
家づくりをはじめてから、
忙しい日常の中で集める情報の数々。
1軒建て終えた後は、誰かに教えられるぐらい「家づくりの大事ポイント」について詳しくなっている。
されど、その知識。
お金に換金できる方法は意外に少ない。
代表的なものには、
- 引き渡し後、SNS方面でのレビュー投稿を依頼される(謝礼5,000円~)
- 完成宅見学会・完成から○年後のOB宅見学会に協力する(謝礼20,000円~)
がある。
業界の体質は古いが、冒頭のユーチューバーの影響もあってか、建材の革命や働き方・住まい方の変革により、施主が建てた当時に「自分が知りたかった情報」の価値が早々に陳腐化してしまう印象を受けている。
そう。
もって3年ぐらいだろうか。
高断熱高気密はこれからも安定してニーズのあるキーワードとして君臨するだろうけれども、それとて業界の水準が高まり「当たり前」の世の中になってしまえば、「それだけの家」として価値を見いだされなくなるだろう。
建主の情報提供者としての賞味期限は3年。
だからこそ、住まい手は、
情報を与える・売るという観点から、「情報を創る・育てる」という見方にシフトしていかなければならない。
将来に向けて、中古戸建てとして売却も視野に入れた情報の集め方と発信がある。
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